無垢床を選んで後悔?素材の美しさと注意すべきポイント

無垢床を選んで後悔する前に押さえるべきポイント

家のイメージは、大きな面積をとる壁や床の色合いや素材で変わります。

その中でも、無垢床は自然の風合いと質感を持ち合わせており、なぜか惹かれるって人は多いのではないでしょうか。

しかしSNSでよく見かけるのは「無垢床×後悔」

うめ

後悔を避けるためには無垢床の特性について知ることが大切です。

この記事でわかること
  • 無垢床で後悔しない為に押さえるべきポイント
  • 無垢床の魅力を引き出す方法

無垢床に関する魅力と後悔を避けるためのポイントについて詳しく見ていきましょう。

目次

後悔しないために知っておきたいこと3つ

無垢床に踏み切る前に、以下のポイントを考慮することが大切です。

  • 素材の違い(傷のつきやすさが違う)
  • メンテナンス方法(仕上げ方法によって違ってくる)
  • キズや汚れた場合の対処方法

①無垢床に使われる素材の違いを知る

無垢床と一口に言っても種類はたくさんあります。

多くの人がイメージするのは明るい色合いの「ヒノキ」、引き締まった色合いの「ウォールナット」ではないでしょうか。
ですが、これ以外にも多くの種類の木材が無垢床に使用されます。

https://iezukuri.jp/hint/entry-103.html

家づくりカウンター

木材はそれぞれ特性や色合いがあります。
どの木材が自分に合っているかを知ることが大切です。

針葉樹(杉、ヒノキなど広葉樹(オーク、ウォールナットなど
柔らかい、温かみがあるかたい、針葉樹より温かみがない
傷がつきやすい傷がつきにくい
無垢床に使われる針葉樹と広葉樹の大きな違い

無垢床の色合いから選びたい人はこちら(外部ページになります)

https://www.muku-flooring.jp/wood_list.html

無垢フローリング専門店KODAMA

②無垢床には定期的なメンテナンスが必要

無垢床の美しさを保つためにも定期的なお手入れが必要です。

塗装によってはメンテナンス方法も違ってきます。

無塗装オイル塗装ウレタン塗装
メリット無垢本来の質感木の質感が楽しめ、修復可能光沢感があり撥水性に優れる
デメリット汚れやすく、水シミができやすい定期的な塗り直しが必要木の質感がなくなり、修復不可
無垢床の塗装による違い
うめ

わが家はオイル塗装にしました。
年に数回ワックスかけが必要になります。

わかっちゃいるけど、入居後一年以上たっているけどワックスがけなどしてません。
ほんとはダメなのでしょうが、今のところ問題はありません。ただ自己責任でお願いします。

関連記事を貼る(無垢床のメンテナンス方法)

③無垢床のキズや汚れの対処法知る

生活をしていれば、キズや汚れがどうしてもついてしまいます。

ダイニングテーブルの下のキズとシミ
うめ

入居半年までは小さな傷も気になっていたけど、一年過ぎると大きなキズ以外気にならないよ。

無垢床についたキズの修復方法

「無垢床はキズつきやすい」と言われていますが、自分たちで修復することが可能です。
(先にあげたウレタン塗装では自分で補修することはできません。)

キズの修復に必要なもの

①水、②アイロン、③うすめ布

この3つだけです。

  • 小さなキズ:①気になる部分に水を絞った布をのせる→②数秒アイロンの熱をかける
  • 凹み   :①気になる部分に水滴を落とす→布をあてる→②アイロンの熱をかける
うめ

簡単にできますよ〜。
小さなキズなら、どこにあったか分からなくなるよ。

関連記事を貼る(傷の修復方法)

無垢床についた汚れを落とす方法

汚れを落とすために必要なもの

①雑巾、②水、③専用の洗剤、④サンドペーパー(紙やすり)、⑤専用のオイル

すぐに気がついた場合:①乾いた雑巾で拭く
シミになっている場合:①水気を十分に固く絞った雑巾で拭く(専用の洗剤でも可)→②乾いた雑巾で拭く
しつこい汚れの場合 :①サンドペーパーで木目方向に削る→②木屑を片付ける→③オイル塗装する

うめ

専用の洗剤はあっても、なくても大丈夫!
定期的なメンテナンスも必要なので、オイル塗装は必須。

蜜蝋ワックスのページ

お手入れ方法の詳細はこちら。(外部ページになります)

https://www.livlan.com/temahima/magazine/19834

てまひま不動産

無垢床の良さを最大限に生かす方法

無垢床を選んだら、その美しさと利点を最大限に生かす方法を考えましょう。

インテリアデザイン

無垢床の特有の質感を活かすために、自然素材を取り入れると、一層素敵な雰囲気を演出できます。

うめ

床はアカシア、家具はウォールナットと違うけど、
似た雰囲気であれば違和感なし!

無垢床の掃除方法

「無垢床は日頃のお手入れから大変なの?」と思われるかもしれませんが、そんなことありません。
色々書かれていますが、フートタイプのフローリングと大差ありません。

うめ

汚れたら拭くそれだけです。

汚れを落とす方法でも紹介した以下の通りです。

すぐに気がついた場合:①乾いた雑巾で拭く
シミになっている場合:①水気を十分に固く絞った雑巾で拭く(専用の洗剤でも可)→②乾いた雑巾で拭く
しつこい汚れの場合 :①サンドペーパーで木目方向に削る→②木屑を片付ける→③オイル塗装する

ただし、注意が必要。

ウエットシートやアルコールは使用できません。

上記は、基本的にはNGです。
ウェットシートに含まれている薬剤が無垢床に染み込むと変色の原因となるそうです。
コロナでアルコール除菌がされるようになりましたが、アルコールもダメです。

どうして汚れが気になる場合は10倍以上薄めた中性洗剤ならOK。
一番無難を選ぶなら無垢専門の洗剤にしましょう。

無垢洗剤の紹介

まとめ:情報を集めて無垢床を楽しもう

自然素材の魅力を活かす無垢床は、部屋に温かみをもたらしてくれます。
しかし、美しさを長く保つためには定期的なメンテナンスと日頃のお手入れが大切です。

後悔を避けるためには、木材の種類や特性を知ることが重要です。
また、他の床材との比較して場所や自分に合った選択を見つけることもおすすめです。

うめ

どの床材を選ぶにしてもメンテナンスなど含めて
長期的な目線で選ぶことをおすすめします。

無垢床を採用した場合は、魅力を最大限に楽しみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次