家づくりの鍵!コンセプトが家づくりの成功を左右する理由とは?

家のコンセプト設計

注文住宅を建てるからには、後悔はしたくないですよね。
後悔したくないけど「何から始めたらいいのか分からない。」と思う人は多いと思います。

結論から言うと、後悔しない家づくりのためには

  • 家にかける予算決める
  • 家のコンセプトを決める
  • 家の情報をあつめる

この3点が重要です。

「せっかくの注文住宅だから妥協なんてしたくない!」と、あれもこれもと理想ばかり追い求めても、予算を超えた大豪邸や、ちぐはぐな家になってしまいます。

うめ

理想の家づくりを目指すのであれば、予算とコンセプトを決めるために家の情報をあつめることが大切!

とはいえ「家づくりのコンセプトって?」「コンセプトってどうやって決めるの?」と、悩む人が多いと思います。
簡単に言えば、コンセプトとは「家づくりの大枠を決めておく」ということです。コンセプトを決めることで、家づくりの失敗を防ぐことができます。

予算の決めかた、家の情報収集については別の記事で紹介したいと思います。

この記事は、こんな人におすすめ
  • 家づくりで何からはじめたらいいか、わからない人
  • コンセプトの決め方がわからない人
  • 後悔しない家づくりをしたい人
目次

家づくりでコンセプトを決めるメリット

  • どのハウスメーカーまたは工務店にお願いをするのか。
  • どんな家に住みたいのか。

家づくりをはじめる時、大きく分けるとこの二つで悩む人が多いと思います。
コンセプトをしっかりと決めておくことで、「あのとき〇〇しておけばよかった」と思うことがグッと減るはずです。

悩んだ時の指標になる

どの住宅会社もそれぞれ家づくりやデザインの特徴があります。
コンセプトを決めておくことで、イメージの外観や内装、住みごごちが実現できそうな住宅会社を数社にしぼることができます。

ハウスメーカー/工務店が決まったあとも、まだまだ選ぶこと多いです。コンセプトは家づくりの指標になり、適切な判断を下せます。

統一感のある家づくりができる

家づくりには間取りや外壁、内装など決めることが多く、完成までに半年~1年以上の期間がかかります。

一度間取りの設計やデザインを決めても、やりたいことが溢れてしまうことが多いです。
そのたびに部分的な変更をしていると、出来上がった家が「一つ一つはステキだけど、全体的な統一感がない」といった後悔をすることになるかもしれません。

家づくりで悩んだときにはコンセプトに立ちかえることで統一感のある家になります。

家づくりがスムーズになる

注文住宅は、家族、営業マン、設計士などがチームとなって相談しながら作り上げていくものです。
「自分たちはこんなコンセプトの家に住みたい」と具体的に伝えることができると、住宅会社も提案がしやすくなります。

うめ

自分たちでは思い浮かばなかった提案をしてくれるよ

家づくりのコンセプト大きくわけて3つ

  • 暮らしのコンセプト
  • デザインのコンセプト
  • 色のコンセプト

これらの決め方について順に説明していきます。

暮らしのコンセプト

結論から言うと、これが一番重要です!
暮らしのコンセプトをきちんと考えておくことで、住んだからの後悔は圧倒的に少なくなります。

今の家や暮らしの問題点を挙げる

まずは、今までの暮らしの中で不満に感じたことを書き出してください。

どんなふうに考えたらいいのかわからない人は一例を参考にしてください。

動線上から考える

  • 家に入る時、両手がふさがっていると玄関ドアのカギを出すのが大変
  • 玄関が狭くて一人づつしか入れない
  • 荷物(買い物、上着など)をおく場所が動線上にないので、リビングにものが溢れる

部屋別に考える

  • LDK→料理中に子どもを見守ることができない
  • キッチンの作業スペースが狭く料理づくりの時にごちゃつく
  • 食器を洗うのがキライだから楽したい

季節ごとに考える

  • 冬→家の中でも寒くて何枚も服を着込んでいる
  • 1日中エアコンをつけていても足元が寒い
うめ

不満点を解消することで、家を建ててからの後悔は少なくなります。

どんな家に住みたいか理想を書き出す 

住みたい家の理想を書き出してみましょう。

OK案
NG案
  • 家族が集まってくつろげるリビング
  • キッチン近くに食品ストックしたい
  • 冬でも足元あたたかくしたい
  • LDKは20畳以上
  • たくさんの収納スペース確保
  • 床暖房をつけたい

間取りや設備で理想を書き出すのではなく、「こんな暮らしがしたい」としておけば、設計士さんが土地の条件や予算に見合う提案をしてくれます。

デザインのコンセプト

北欧風、古民家風、カフェ風、ホテルライフ、和モダン など

モダン風な家の画像写真
モダン風な家の内装画像の一例

文字だけで伝えるのは難しいので、画像や写真を用意しましょう。          

色のコンセプト

カラーの配色で基本となる黄金比率は70:25:5と言われています。が大体の雰囲気でいいと思います。
例えば「モノトーンでかっこいい感じ」、「暖色系でかわいらしい感じ」など。
デザインのコンセプト同様、言葉では伝えることがむずかしいので、画像や写真をまとめておきましょう。

家に求める優先順位を決める

暮らし、デザイン、色のコンセプトを書き出したあとに優先順位を決めてください。
全部かなえることができたらいいのですが、現実的にはきびしいです。

うめ

予算に余裕があれば可能かもだけど、土地の大きさや形まわりの環境など、現実的にむずかしいことが多いです。

書斎や勉強部屋をつくる、、、古民家風で木のぬくもりを感じる家

夏は涼しく、冬はあたたかい家、
玄関は二人以上が並べるようにする
キッチンとダイニングの横並び
冷蔵庫や家電が見えないようにする
洗面所と脱衣室を別にする
トイレやお風呂と個室をはなす
わが家の事例

◎絶対に譲れない、○採用したい、△できれば採用したい、などで優先順位を決めてください。

家のコンセプトを決めることが大切

家のコンセプトを決めるステップとしては以下のとおりです。

  • 今までの家の問題点をあげる
  • 理想の暮らしを考える
  • 家のテイスト(デザイン、色)を決める
  • 優先順位をつける

とはいえ、理想の暮らしや家のテイストはパッと考えられるものではないと思います。

うめ

まずはイメージをふくらませるためにも、たくさんの情報を集めてください。

家づくりは自分たちだけではできません。
住宅会社の営業、設計士、コーディネーター、大工さんと一緒につくり上げていくのもです。
コンセプトが決まっていると、予算や土地や環境にあった提案をしてくれます。

うめ

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、コンセプトは決めておきましょう。

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